初めてのアカメ【釣行紀】 田頭雅則
待ちに待ったアカメ遠征の日がやってきました。
お盆休みなのに嫁さんと子供は家に置き去りのままの釣行。
ごめんなさい。
昨年2回の釣行で1バイト・バラシで終ってしまったため、
今年こそは!!という意気込みでアカメの住む高知へ友人と2人で向かいました。
昨年、一緒に行っていた友人が100mほどラインを出されラインブレイク
ということがあったので、用意は万全!!
その日は仕事だったのでポイントに着いたのは午前1時頃でした。
数ヶ月前から地元の先輩に『今年は当たり年』という情報をいただいていた
ので高鳴る気持ちを抑えながら、先輩たちと合流すると早速入水の準備。
僕達が現地に着いた時、すでに先輩が92cmのアカメをゲットしていました。
『でっ!でかいっ!!』
大きさもさることながら銀色のボディ・盛りあがった背・綺麗なルビー色の目。見てるだけで惚れ惚れするような魚です。
感動~!!!
と浸っていると徐々に闘志が湧いてきて
『よ~しっ!今年は必ず釣るぞ!!』
『がんばれっ!今年は一本捕って帰れよっ!』
と先輩に背中を押してもらい入水。
ルアーは実績のあるレアフォース(3Dレッドヘッド・フック/ST-56♯2・リング/バリバス60LB)。
これ1本しか使わない気持ちで入った。
眠い目を擦り『ゴンッ』とくるアタリを想像しながら1投1投気合いを入れキャストを繰り返す。
たまに、ボラがラインに触れ『ゴンッ!』
そのたびに『ドキッ!』心臓バクバク。
しかし、この日はあえなく撃沈・・・。
2日の晩、興奮して寝れなかったわりには体調が良い。
釣れそうな予感!!
と、いっても予感は毎回あるが釣れないのが【アカメ】って魚なんですよね!
先輩の1人に潮を読み・時合いを読む凄腕の人がいて、
『今晩のチャンスは3回あるな!』
1回のチャンス時間は2時間ぐらいで、その先輩はチャンス以外の時間はほとんど竿を振らず椅子に座って休憩。
しかし、1・2回のチャンス時間にはアカメが姿を現すことはなかった。
僕らもその先輩の言葉を信じ、
『3回目は何時ぐらいですか?』と聞くと
『ん~!あと5分ぐらいしたら入ろうか!!』
5分後、6人ぐらいで入水。
何投かしていると潮が微妙に動き始めたのがわかった。
その数分後、隣で投げていた先輩のすぐ目の前で
『ドバドバッ』
『誰!?』『きた!?』
『いや!おちょくりにきたみたい!』
と暗闇の中、言葉が飛び交う。
間違い無くアカメが入ってきてる。
となりで跳ねたので僕のボルテージも最高潮に達した。
するとその数分後、
『コンッ!』
『クンッ!!』というアタリが僕の手元に伝わった!
迷わず大きく合わせるとロッドが曲がり
『ジィィィ~~!ジィィ~!!』とドラグが鳴り魚が走りだした!!
『ヒットォ~!!』と僕が叫ぶと、誰かが
『誰!?』
『僕ですっ!田頭ですっ!!』
『よっしゃあ~!慌てずゆっくりでええから!』と助言。
頭の中では何度もイメージトレーニングはしてきたつもりだったのに
実際の引きはシーバスとは全く別ものに感じた。
鯉のようなトルクのある引きにビックリ。
ラインを出されるたびに頭を過ったことは、『システムは大丈夫かな!!!』
完璧にシステムを組んだつもり、でも初めてのアカメということもあり
ゼッタイにバラシたくないという気持ちで一杯だった。
冷静に冷静にと自分自身に言い聞かせながらようやく浅瀬まで引っ張って無事ランディング。
『やったぁ~!!初アカメGetじゃぁ!!!』
『やったなぁ!おめでとう!』と何度も祝福の握手。
『やったぁ~!!初アカメGetじゃぁ!!!』
皆さん、アリガトウ!!
調子に乗ってルアーくわえたり・・・
余韻に浸った笑いであったり・・・
んまぁ~お恥ずかしいながら、顔がほころぶわけで・・・にやけてます。
一旦、陸に上がり至福のひととき!
武者震いはするし足はガクガクなるし、何をするにもプルプルもんでした。
久々に味わった、『アドネラリン大噴出中!』ってやつでした。
何もできず1人で立ちすくんでいると『おめでとうございます!(ミウラデザイン)アロウズの橋本です。』
感動!感激!マジ~!って感じでした。
初アカメゲットした直後、釣れたルアーを作られた社長さんと会えるなんて。
【運が良すぎ】
一生、忘れることができない一日になりました。
アカメ釣りを始めて2年足らずですが、アカメという魚の魅力にドップリはまってしまいました。
これからも幻の魚アカメだけでなく、アカメの住む海・河川も大切にしていきたと思います。
地元の【TEAM SUBMARINE】の人たちありがとう!
【レアフォース】ありがとう!
アカメの高知、最高~!!!
初アカメをゲットしたタックルは
【ロッド】 フィッシャーマン・ショアマジック965SP
【リール】 SWステラ5000PG
【ライン】 ジグマン♯2
【リーダー】 バリバス 60LB
【ルアー】 ARROWS・レアフォース レッドヘッド
(以下、田頭さんよりメール)
こんにちは、橋本社長さん。
先日はお会いできて大変嬉しく思っています。
覚えていらっしゃいますでしょうか?
初めてのアカメ(70cm)をレアフォース・レッドヘッドで手にし、
武者震いしていたところを話しかけていただいた者です。
興奮冷め遣らぬ最中で名前を言うのも忘れていました。大変失礼致しましたm(__)m
申し遅れましたが私、広島県**市在住の 田頭雅則 と申します。
その節は本当にありがとうございました。
なかなか手にすることができないアカメをキャッチすることが出来た上、
ARROWS(ミウラデザイン)の橋本社長さんにお会いすることも出来、話しかけていただき大変光栄に思っております。
しかも、写真まで撮っていただき・・・ん~、超感動ものです。。。
あの場にいた人には『美味しいとこ持っていって、お前はメチャメチャ運が良いヤツやなぁ!!』な~んて言われましたよ!!
僕も2年目(釣行回数**回目)でやっと手に出来たアカメちゃんです。
あの時の感動は一生忘れることができないと思います。
4・5日経った今でも、あの時のアタリの感触・グイグイ引っ張られていく感触など一瞬たりとも忘れていません。
ほんと、アカメという魚の魅力ってすごいものだなと、後々になって感じさせられます。
アカメって最高の魚ですね!!!もう、ドップリハマってしまいました!!
もちろんその前に***最高ですけどね!!ほんと大切にしていきたい海や川です。
あの日、あの場所で、あのルアーで、あの先輩たちが居てくれたからこそ手にすることが出来たと思います。
良いルアーに感謝!レアを作ってくれたアロウズ(ミウラデザイン)さんに感謝!先輩たちに感謝!です。
カツイでいるわけじゃないですよ!あの場にいた地元の先輩たちはみんな
レア・レアフォースでかなりの実績をあげています。
今年**で釣れたアカメの半分以上は間違いなくあの人たちが上げていると思います。
そのうちの80%以上がレア・レアフォースで上げています。
ほんと、すごいルアーだと感心し、褒めまくっていますよ)^o^(
えらい長くなってしまいましたが、あの感動を文にするには足りないくらいですね!!
これからも良いルアーを作って下さることを願っています。
アングラーの期待通りのルアーを作ることは大変だと思いますが、これからも頑張ってください。
この度は本当にありがとうございました。
メールを読んでいただきお返事がいただければ幸いと思っています。
それでは、失礼します。
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